2009年07月10日

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

 ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

ジャガーは9日、新型『XJ』を発表した。ジャガーのラインナップの頂点に位置するサルーンは、斬新なエクステリアやライバルよりも約150kg軽いという新世代アルミボディが特徴だ。

新型のハイライトはそのデザインだろう。歴代ジャガーXJは低めの全高に、ロングノーズ&ロングデッキスタイルというのが伝統だった。しかし、新型はXJのセオリーを覆す大胆なフォルムをまとう。

中でもポイントになるのが、リアウインドウの処理。新型のリアウインドウは強く寝かされ、『XF』のようなクーペスタイルが取り入れられた。サイドのウェストラインも高くなり、全体的デザインは直線から曲線基調に変わったことが見て取れる。空気抵抗係数を示すCd値は0.29とジャガー史上、最もエアロダイナミクスは優秀だ。

フロントマスクは『XF』との関連性を感じさせるデザイン。縦長のLEDテールランプは現行のジャガーラインナップに見られないもので、新鮮さをアピールしている。ボディは現行型と同じく、ショートボディとロングボディの2種類を設定する。

ショートのボディサイズは全長5123×全幅1895×全高1448mm、ホイールベース3032mm。現行型(全長5091×全幅1900×全高1462mm、ホイールベース3032mm)と比較すると、32mm長く、5mm幅狭く、14mm背が高い。ホイールベースは変わっていない。

125mmストレッチされたロングのボディサイズは、全長5248×全幅1895×全高1448mm、ホイールベース3157mm。さすがに、後席のゆとりはたっぷりだ。

新型は新世代アルミボディ構造を採用し、軽量かつ高剛性なサルーンを目指した。アルミの50%はリサイクル素材を使用し、新型のパーツの85%はリサイクル可能。また、アルミボディの効果で、ライバルのメルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』と比較して、車重は約150kg軽くなった。ジャガーによると、このアルミボディ構造の採用によって、1台当たりのCO2排出量は約3トン減らせるという。

ガソリンエンジンはジャガーとしては3世代目のV8。トップグレードの「スーパースポーツ」には、『XFR』『XKR』と同じ直噴5.0リットルV8スーパーチャージャーを搭載する。最大出力は510ps、最大トルクは63.8kgmで、0 - 96km/h加速は4.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。「スーパーチャージド」グレードはデチューン版を積み、最大出力は470ps、最大トルクは58.6kgmに抑えられる。

直噴5.0リットルV8のNA版は、「プレミアムラグジュアリー」と「ポートフォリオ」に搭載。最大出力385ps、最大トルク52.6kgmを発生する。

ディーゼルは『XF』に先行搭載した3.0リットルV6ツインターボ。従来の2.7リットルV6ユニットの後継機種で、「AJ-V6D-III」と名づけられているように、ジャガーとしては3世代目のコモンレールシステムを導入している。「ラグジュアリー」「プレミアムラグジュアリー」「ポートフォリオ」の3グレードに積む。

新ディーゼルは、2800rpmから上でセカンダリーターボが作動。最大出力は275ps、最大トルクは61.2kgmと非常に強力だ。500rpmのアイドリング時で、51kgmもの最大トルクを発生する。

旧2.7リットルと比較して最大出力は33%、最大トルクは61%も向上。その効果で、0 - 96km/h加速5.9秒、最高速度250km/h(リミッター作動)の俊足ぶりを披露する。それでいて、環境性能は欧州複合モード燃費14.2km/リットル、CO2排出量184g/kmと優秀だ。排出ガス性能はユーロ5に適合している。

ハンドリングに関しては、エアサスペンションの「アダプティブダイナミクス」、リアデフを電子制御する「アクティブディファレンシャルコントロール」、クイックレシオのパワーステアリングなどで、高レベルの走行性能を追求した。

室内は、レザーやウッドなど最上の素材を吟味し、ジャガーらしい英国クラフトマンシップを表現。丸い空調ルーバーにはメッキ処理が施され、クラシカルな雰囲気が演出された。オーバルデザインの6速ATのセレクターダイヤルは、XFや『XK』シリーズと同様、エンジン始動に合わせてセンターコンソールから出現。天井全面を覆うように、爽快なガラスルーフも設定された。トランク容量は520リットル(VDA計測法)で、大型スーツケース2個が積載できる。

インパネ中央のモニターは8インチ。運転席と助手席で異なる画面を表示する「デュアルビュー」を採用する。オーディオは英国Bowers & Wilkins製の1200W、20スピーカーシステムが用意された。

新型XJは、欧州で予約受付を開始。2010年初頭には、第1号車がデリバリーされる予定だ。英国での価格は5万2500ポンド(約796万円)から。ジャガーのMike O'Driscollマネージングディレクターは、「新型XJが最高のラグジュアリーサルーンを定義する」と自信を見せる。ライバルと異なる方向性を目指したデザインが、受け入れられるかがカギとなりそうだ。



レスポンス記事から引用

同じカテゴリー(自動車)の記事画像
レクサス LS が初のマイナーチェンジ
デヴォン『GTX』 アメリカン スーパーカー
ジャガー XJ 新型、予約開始
パトカー専用車、E7
日産 フーガ 新型
メルセデスベンツ SLR スターリングモス
同じカテゴリー(自動車)の記事
 おもしろい車?発見 (2009-09-26 22:13)
 レクサス LS が初のマイナーチェンジ (2009-09-02 17:16)
 デヴォン『GTX』 アメリカン スーパーカー (2009-08-21 15:48)
 ジャガー XJ 新型、予約開始 (2009-08-19 19:03)
 パトカー専用車、E7 (2009-08-12 22:09)
 日産 フーガ 新型 (2009-08-06 19:19)

Posted by ニモ at 12:48│Comments(0)自動車
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。