2009年07月11日

アウディ Q5 と A4オールロード、エントリー仕様を追加

 

 

 

アウディは10日、欧州向けの『Q5』と『A4オールロードクワトロ』にエントリーグレードを設定した。Q5は2.0リットルガソリン&ディーゼル、A4オールロードクワトロは2.0リットルディーゼルを積む。

Q5に新設定の直噴2.0リットル直4「TFSI」は、スーパーチャージャー化された最新ユニット。180psの最大出力と32.6kgmの最大トルクを発生する。最大トルクは1500‐3900rpmの幅広い領域で発生し続けるフレキシブルなエンジンだ。

このエンジンは6速MTとクワトロとの組み合わせで、0 - 100km/h加速8.5秒のパフォーマンスと欧州複合モード燃費11.9km/リットルの環境性能を両立する。

2.0リットル直4ターボディーゼルの「TDI」も、Q5とA4オールロードクワトロには初搭載のエンジン。最新のコモンレール高圧インジェクションを採用し、優れた環境性能を発揮する。最大出力は143ps、最大トルクは32.6kgm。最大トルクは1750 - 2500rpmの低回転域で生み出される。トランスミッションはQ5、A4ともに6速MTだ。

もちろん、動力性能とエコを両立しており、Q5は0 - 100km/h加速11.4秒、最高速190km/h、欧州複合モード燃費15.4km/リットル。A4オールロードクワトロは0 - 100km/h加速10.3秒、最高速200km/h、欧州複合モード燃費16.1km/リットルを実現した。

価格はQ5のガソリンが3万6800ユーロ(約478万円)から、ディーゼルが3万6500ユーロ(約474万円)から、A4オールロードクワトロが3万7100ユーロ(約482万円)からと公表されている。
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2009年07月10日

ジャガー XJ 新型…斬新なデザインでデビュー

 

 

 

 

 

 



ジャガーは9日、新型『XJ』を発表した。ジャガーのラインナップの頂点に位置するサルーンは、斬新なエクステリアやライバルよりも約150kg軽いという新世代アルミボディが特徴だ。

新型のハイライトはそのデザインだろう。歴代ジャガーXJは低めの全高に、ロングノーズ&ロングデッキスタイルというのが伝統だった。しかし、新型はXJのセオリーを覆す大胆なフォルムをまとう。

中でもポイントになるのが、リアウインドウの処理。新型のリアウインドウは強く寝かされ、『XF』のようなクーペスタイルが取り入れられた。サイドのウェストラインも高くなり、全体的デザインは直線から曲線基調に変わったことが見て取れる。空気抵抗係数を示すCd値は0.29とジャガー史上、最もエアロダイナミクスは優秀だ。

フロントマスクは『XF』との関連性を感じさせるデザイン。縦長のLEDテールランプは現行のジャガーラインナップに見られないもので、新鮮さをアピールしている。ボディは現行型と同じく、ショートボディとロングボディの2種類を設定する。

ショートのボディサイズは全長5123×全幅1895×全高1448mm、ホイールベース3032mm。現行型(全長5091×全幅1900×全高1462mm、ホイールベース3032mm)と比較すると、32mm長く、5mm幅狭く、14mm背が高い。ホイールベースは変わっていない。

125mmストレッチされたロングのボディサイズは、全長5248×全幅1895×全高1448mm、ホイールベース3157mm。さすがに、後席のゆとりはたっぷりだ。

新型は新世代アルミボディ構造を採用し、軽量かつ高剛性なサルーンを目指した。アルミの50%はリサイクル素材を使用し、新型のパーツの85%はリサイクル可能。また、アルミボディの効果で、ライバルのメルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』と比較して、車重は約150kg軽くなった。ジャガーによると、このアルミボディ構造の採用によって、1台当たりのCO2排出量は約3トン減らせるという。

ガソリンエンジンはジャガーとしては3世代目のV8。トップグレードの「スーパースポーツ」には、『XFR』『XKR』と同じ直噴5.0リットルV8スーパーチャージャーを搭載する。最大出力は510ps、最大トルクは63.8kgmで、0 - 96km/h加速は4.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。「スーパーチャージド」グレードはデチューン版を積み、最大出力は470ps、最大トルクは58.6kgmに抑えられる。

直噴5.0リットルV8のNA版は、「プレミアムラグジュアリー」と「ポートフォリオ」に搭載。最大出力385ps、最大トルク52.6kgmを発生する。

ディーゼルは『XF』に先行搭載した3.0リットルV6ツインターボ。従来の2.7リットルV6ユニットの後継機種で、「AJ-V6D-III」と名づけられているように、ジャガーとしては3世代目のコモンレールシステムを導入している。「ラグジュアリー」「プレミアムラグジュアリー」「ポートフォリオ」の3グレードに積む。

新ディーゼルは、2800rpmから上でセカンダリーターボが作動。最大出力は275ps、最大トルクは61.2kgmと非常に強力だ。500rpmのアイドリング時で、51kgmもの最大トルクを発生する。

旧2.7リットルと比較して最大出力は33%、最大トルクは61%も向上。その効果で、0 - 96km/h加速5.9秒、最高速度250km/h(リミッター作動)の俊足ぶりを披露する。それでいて、環境性能は欧州複合モード燃費14.2km/リットル、CO2排出量184g/kmと優秀だ。排出ガス性能はユーロ5に適合している。

ハンドリングに関しては、エアサスペンションの「アダプティブダイナミクス」、リアデフを電子制御する「アクティブディファレンシャルコントロール」、クイックレシオのパワーステアリングなどで、高レベルの走行性能を追求した。

室内は、レザーやウッドなど最上の素材を吟味し、ジャガーらしい英国クラフトマンシップを表現。丸い空調ルーバーにはメッキ処理が施され、クラシカルな雰囲気が演出された。オーバルデザインの6速ATのセレクターダイヤルは、XFや『XK』シリーズと同様、エンジン始動に合わせてセンターコンソールから出現。天井全面を覆うように、爽快なガラスルーフも設定された。トランク容量は520リットル(VDA計測法)で、大型スーツケース2個が積載できる。

インパネ中央のモニターは8インチ。運転席と助手席で異なる画面を表示する「デュアルビュー」を採用する。オーディオは英国Bowers & Wilkins製の1200W、20スピーカーシステムが用意された。

新型XJは、欧州で予約受付を開始。2010年初頭には、第1号車がデリバリーされる予定だ。英国での価格は5万2500ポンド(約796万円)から。ジャガーのMike O'Driscollマネージングディレクターは、「新型XJが最高のラグジュアリーサルーンを定義する」と自信を見せる。ライバルと異なる方向性を目指したデザインが、受け入れられるかがカギとなりそうだ。


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2009年07月10日

【VW シロッコ 試乗】魅力的だがちょっとモッタイナイ

 

昔の『シビック』やボルボ『C30』に似ているという人もいるけれど、乗るとそんなこと忘れてしまえる。『ゴルフ』みたいにいろいろ背負うモノがないからだろう、ドイツ車としては珍しく肩の力が抜けていて、それがすっきりさわやかな走りに現れている。

ゴルフで気になるコーナーでのグラグラくるロールがすっかり消えて、路面をなめるように曲がっていけるのもいい。1.4と2.0があるけれど、走りは1.4でじゅうぶん。やや豪快すぎる2.0よりキャラに合っている。だからこそ、売り方はどうにかならないものか。

ヨーロッパじゃ同じエンジンのゴルフとほぼ同じ価格が、日本じゃどうして100万円近く高いの? 2車種あるんだから、1.4はゴルフ以上に装備を落として、マツダ『ロードスター』みたいなノリで安く売ってもいいのに。ゴルフよりボディが軽くて空力もいいから、それを研ぎ澄ませれば、エコスポーツとしての可能性もあるハズ。もちろん現状でもTSIエンジンとDSGで燃費はよさそうだけど、別の意味でモッタイナイ感じがする。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

森口将之|モータージャーナリスト
試乗会以外でヨーロッパに足を運ぶことも多く、自動車以外を含めた欧州の交通事情にも精通している。雑誌、インターネット、ラジオなどさまざまなメディアで活動中。著書に『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)など。
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タグ :VWシロッコ


Posted by ニモ at 10:10Comments(0)自動車

2009年07月10日

【トヨタ プリウス 試乗】ハイテクカーとして確実に進化した

 

 

 



ご存じの通り、猛烈な勢いで売れまくっているプリウスだが、その出来の良さはもはや誰もが認めざるを得ないだろう。

2割以上のパワーアップを果たし、快適性も静粛性も増して、燃費も世界一。「クルマ」としての欠点がほとんどなくなり、ハイテクカーとして確実に進化した。飛ばすと期待したほど燃費が伸びないという印象はあるものの、市街地での燃費は素晴らしく、その意味でも進化は実感できる。高級車ではないが、高級車から乗り替えても納得できるクルマだ。

ただし進化を分かりやすく示せるハイブリッド車は消費者に訴求しやすく、消費者としても「どうせ買うならこういう新しいクルマ」という傾向が今の絶好調を支えている。この点ではクルマの善し悪しが評価されているというより、「流行りもの」という側面は大きい。さらに例の減税措置も強力だ。これらは我々の貴重な税金が投入されており、本来は輸入車などを含めてすべてが対象となるべきもので、客観的にみると不公平感は否めない。

とはいえ全車標準となったS-VSC、14万7000円という低価格で設定されたプリクラッシュ&レーダークルーズコントロール、あるいはソーラー換気システムといったハイテク装備は、やはり「これからのクルマ」を感じさせる。クルマが白物家電化したから売れなくなった、とはよく言われることだが、売れるためには白物家電としてより優れた性能を持つことが今後は必要とされると思う。今回のプリウスは燃費に特化する義務を負った車種だが、新型の最もいいところは、実はそうした白物家電化が一歩進んだところにあると思うのだ。

一方でパーキングブレーキを足で踏まなくてはならなかったり、ナビの操作が『レクサスRX』のようなリモートタッチではなく当たり前のタッチパネル式だったり、ETCが標準装備でなかったり、100V電源が標準でなかったり、12Vソケットも妙に使いにくい奥まった位置にあったり、といった旧態然とした部分も残っている。大衆車であるプリウスでこそ、もっともっと標準装備状態でハイテク&便利家電になっていてもらいたい。



■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

水野誠志朗|自動車ライター
97年に新車試乗記を中心とするウェブマガジン「MOTOR DAYS」を立ち上げ、以来毎週試乗記をアップし、現在550台を超える試乗記を公開。「クルマはやがてはロボットになる」として、走りだけでなく利便性・安全・エコの面から新たなクルマのあり方を提言している。名古屋市在住。
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Posted by ニモ at 10:05Comments(0)自動車

2009年07月09日

◆アウディ『A6』 3.0TFSI クワトロ

 

 

 



◆アウディ『A6』 2.8FSIクワトロ/3.0TFSI クワトロ

メルセデスベンツとBMWに次ぐ第三の選択肢として注目されているのがアウディ。ここ数年、ほとんどアウディだけが日本で販売を伸ばし続けているのは、モデルラインナップの充実化などによってアウディに対する認識が高まったことや、販売・サービス体制を充実させてきたことなどが理由だ。

アウディでEクラスや5シリーズに対抗するモデルとなるのはA6で、現行モデルは2004年にデビューし、今年1月に新開発エンジンを搭載するなど大幅な改良を行っている。

アウディはFF方式を基本に、クワトロのフルタイム4WDシステムを採用している。現行のA6では全車がクワトロになっているが、これはアウディも高級車では後輪を駆動させることが必要と考えているためだろう。

運転席に乗り込むと、インテリア回りのデキの良さが感じられる。質感の高さとういか見栄えの良さというか、インテリアの雰囲気作りではアウディが確実に優位に立っている。さすがに新型になったばかりのEクラスと比べると、やや古さが感じられて優位性も薄れるが、同じドライバーオリエンテッドのデザインを採用したBMWと比べると、アウディのほうが優位に立つ印象だ。


◆2.8リットルNAこそベストチョイス 価格的にも魅力

A6には162kWを発生するV型6気筒2.8リットルの自然吸気エンジン(2.8FSIクワトロ)と、213kWを発生するV型6気筒3.0リットルのスーパーチャージャー仕様エンジン(3.0TFSIクワトロ)とが搭載されている。クワトロ4WDを採用するため車両重量がやや重くなるのがアウディが不利になる点だが、自然吸気2.8リットルエンジンでも特に不満は感じない。馬力に換算すれば220psに達する性能なので、実用的にはこれで十分というか、A6のベストチョイスがこれという印象だ。ちなみに2.8リットルエンジンは従来搭載されているものだが、1月の改良時にパワーと燃費を向上させている。

3.0リットルのスーパーチャージャー仕様エンジンになると余裕十分の性能を持つ。従来のV型6気筒3.2リットルとV型8気筒4.2リットルエンジンを代替するエンジンとして搭載されたもので、420Nmのトルクは正にV8並みの実力だ。ターボと違って低速域から太いトルクを発生するのがスーパーチャージャーの特徴で、走り出すとすぐに力強いトルクが得られる。ターボにありがちな段差を感じさせることなくトルクが高まっていくので、大排気量エンジン車に乗っているような余裕が感じられる。

クワトロ4WDの良さは雪道などの滑りやすい路面でないとはっきりと体感することはできないが、ドライのオンロードでも操縦安定性を高める働いている。また運転のときに大きな安心感が得られるのも魅力だ。この4WDに魅力を感じるかどうかがアウディ選択のポイントになるだろう。4WDによる重量増にもかかわらず、燃費は530iやE350と同じレベルにある。

2.8FSIクワトロは600万円台前半の価格が設定され、3.0TFSIクワトロには780万円の価格が設定されている。スーパーチャージャー仕様のエンジンを搭載し、クワトロ4WDを採用するにもかかわらず、E350や530iと同じ価格が設定されているのだから、A6の価格はプレミアムブランドの中ではリーズナブルなものといえる。これもアウディが販売を伸ばしている理由のひとつだ。
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Posted by ニモ at 09:42Comments(0)自動車

2009年07月09日

【BMW 7シリーズ 試乗】やっぱり攻めのクルマ

 

 



コンパクトカーを中心に仕事をする私にとって、BMW『7シリーズ』のでかさはかなりヤバイ。乗った瞬間、どこかにぶつけるんじゃないかと初心者マークのような挙動不審者になってしまう。でも、ほんの数時間、乗っているとその不安が守られ感に変わってくる。

それは決して私が順応したのではなく、750iのインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングなる後輪まで角度を変えるシステムゆえの取り回しやすさなのだ。
 
V型8気筒、407馬力で600Nmの圧倒的な力強さといったら、2tを超えるボディをするすると加速させていく。はあ、これだけで「ごちそうさまでした」と言いたくなる気分だ。コンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツ・プラスとスイッチを切り替えると、走りが変化して別の表情をみせる。特にスポーツ・プラスの過激さといったら、7シリーズ=ゆったりを完全に覆す意外さである。

やっぱりBMWって攻めのクルマなのね。油断した私が悪かった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省安全基準検討会検討員他、委員を兼任。
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Posted by ニモ at 08:43Comments(0)自動車

2009年07月08日

ボルボ XC60 にスポーティな Rデザイン

 



ボルボは7日、欧州仕様の『XC60』に「Rデザイン」を設定した。XC60のスポーツ性をさらに際立たせる装備をセットしたパッケージオプションだ。

Rデザインは2007年に設定。ボルボのスペシャルビークル部門が、スポーティで個性的なボルボに乗りたいという顧客の要望に応じて開発したパッケージオプションである。現在では、『C30』『S40』『V50』『V70』『S80』『XC90』に用意されている。

XC60のRデザインは、洗練度を高めるドレスアップを実施。グリルやドアミラーなどはシルクメタル、サイドシルとリアスキッドプレートはクローム仕上げ。ツインクロームテールパイプも変更点だ。足元には18インチ5本スポークの「Cratus」アルミホイールを装着。20インチも選択可能だ。ボディカラーは専用のパッションレッドを含む全7色。ボディアンダー部分はボディ同色で塗装され、一体感がアップした。

足回りはスポーツサスペンションで強化。ハンドリングと乗り心地を両立させるチューニングを施した。ステアリングギアレシオもクイック化し、ダイレクトなハンドリングを追求する。

内装は、レザーとアルミのエクスクルーシブな空間。レザーはライトベージュとダークブラックの2色を設定する。前席はホールド性を引き上げた専用スポーツシート。レザーステアリングホイール&シフトレバー、アルミペダル、ブルー指針メーターなどが、スポーティな雰囲気を盛り上げる。

ボルボのスペシャルビークル部門のLennart Stegland 社長は、「Rデザインは大変好評。新しい顧客を振り向かせることに成功した」とコメントしている。

2008年3月のジュネーブモーターショーでデビューを飾ったXC60は、米国を中心に販売好調。Rデザインの投入で、さらに人気が高まりそうだ。



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Posted by ニモ at 22:25Comments(0)自動車

2009年07月08日

メルセデスベンツ E63AMG 新型 予約開始

 

 

 



メルセデス・ベンツ日本は8日、高性能スポーツサルーン『E63AMG』をフルモデルチェンジし、同日より予約の受付を開始した。納車開始時期は9月の予定。
 
新型E63AMGは、新型「Eクラス」をベースに、525psの圧倒的なパワーを持つメルセデスAMG社製6.3リットルV型8気筒エンジンを搭載した。従来のトルクコンバーターに代え湿式多板クラッチを採用しダイレクトなアクセルレスポンスとスピーディなシフトチェンジを実現するAMGスピードシフトMCT(電子制御式7速トランスミッション)も搭載する。
 
前代モデルより出力を11ps高めながらも、エンジン内部の摩擦低減や効率的なトランスミッションなどの採用で10%以上燃費を低減した(欧州仕様参考値)。
 
シャーシは、高性能にあわせ専用設計されたフロントアクスルや「電子制御AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」とリアエアサスペンション、AMGスポーツステアリングにより快適性を維持しながらもハードなドライビングにも対応する。
 
外観は、E63AMG専用にデザインしたフロントスポイラーやフロントワイドフェンダーなどによってAMGモデルならではの個性と迫力を増している。内装は、本革を用いたAMGスポーツシートやAMGスポーツステアリングをはじめ、AMG独自の機能を付加したAMGメーターパネル&インストルメンタルクラスター、ドライビングモードの切替スイッチをセンターコンソールに集中配置したAMGドライブユニットシステムなどにより、スポーツ性と上質感を高めた。
 
価格は1495万円。
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Posted by ニモ at 21:42Comments(0)自動車

2009年07月08日

【アウディ Q5 試乗】着くずしても上品

 

 



オフロードに仕立ててもエレガントさはそのままというアウディってすごい。どんなに着くずしても上品さが失われない一流モデルみたいだ。

『Q5』は日本市場では待ってましたのサイズなのだ。実際に乗ってみても、ああ落ち着く。これなら都内で駐車場(停められるスペース)を求めて彷徨うこともなくなるはずだ。2リットルと3.2リットルが出たけれど、なんと2リットルの方が最大トルクがあるという状況。実際に乗ってみると、最初の上り坂でも、すぱーんと飛ぶように加速する2リットルに対し、あれ? という3.2リットル。もっとも、ずーっと乗っていると排気量が大きい分のゆとりは感じるんだけどね。

背が高く、ヒップポイントも高いけれど、コーナリングでロールが少なく、しかもシートの背もたれがラウンドしていて肩から支えてくれるため、上体がよれないのが素敵。こんな上品なクルマに乗って、よろよろ走るのはかっこ悪いですから。
 
ところで『Q3』って、いつ出るの? え、予定なしなんですか?

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省安全基準検討会検討員他、委員を兼任。


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Posted by ニモ at 10:44Comments(0)自動車

2009年07月07日

メルセデスベンツ Eクラスガード…恐るべき防弾性能

 

 




ダイムラーは6月30日、新型メルセデスベンツ『Eクラス』の防弾仕様車、「Eガード」のPR映像を、動画共有サイトで公開した。

ダイムラーは約80年間に渡って、防弾対策などを施したリムジンを製作し、各国元首やVIPに納車してきた実績を持つ。Eガードは新型Eクラスの開発と同時進行。1月の新型初公開から1か月後の2月、異例の早さでデビューを飾った。

Eガードの見た目は、通常のEクラスと変わらない。しかし、その中身にはかなり手が加えられている。ボディパネルには市販車よりも厚さと強度を増した高張力スチールを使用。また、すべてのウインドウには、特殊ポリカーボネート加工を施した防弾ガラスを採用している。アンダーフロアの強化も図られた。

この結果、Eガードは拳銃用の銃弾としては最も破壊力の高い「44マグナム」や手榴弾「DM51」の攻撃にも耐えるボディ剛性を実現。ダイムラーは「ドイツの防弾性能規格は、従来のB4からVR4に1クラスアップした」とEガードの高いプロテクト性能に自信を見せる。

ボディの重量増加に対応して、サスペンションやブレーキを強化。サスペンションは「エアマチック」のレベルIIが奢られた。タイヤは17インチのランフラットで、パンクした状態でも、80km/hで最長50km走行できる。最高速は240km/h。もちろん、通常のEクラスと同じく、耐熱&耐寒、ブレーキ、衝突などの各種テストをクリアしている。

このほか、車内に閉じ込められた場合でもドアを開けずに外部と連絡が取れるインターコム、ヘッドランプの点滅とクラクションで非常事態を伝える緊急アラームなどの特別装備が導入された。

Eガードは3.5リットルV6(292ps)の「E350」、5.5リットルV8(387ps)の「E500」、3.0リットルV6ターボディーゼル(231ps)の「E350CDI」の3グレードを設定。「エレガンス」、「アバンギャルド」の両トリムも用意される。

欧州ではすでに4月から、Eガードの販売を開始しており、価格はベースグレードに対して4万5000ユーロ(約610万円)高だ。その防弾性能の高さは、動画共有サイトで見ることができる。



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2009年07月06日

スーパーカー ゾンダ の軽量バージョン…世界限定5台

イタリアのパガーニ社は、スーパーカー『ゾンダ』シリーズに、『チンクエロードスター』を設定した。0 ‐ 100km/h加速3.4秒、最高速350km/hを誇り、わずか5台のみが生産される。



パガーニ社はアルゼンチン生まれのオラシオ・パガーニが設立。1999年に『ゾンダC12』と呼ばれるスーパーカーを発売した。パガーニ社はその後、『ロードスター』、『ゾンダF』と、絶えず進化の手を加えてきた。そして、ゾンダの名前を一気に有名にしたのが、2007年9月のドイツ・ニュルブルクリンクでのタイムアタックである。

ゾンダFはニュルで7分27秒82というラップタイムをマーク。ポルシェ『カレラGT』が2004年7月に記録した7分28秒を上回る、当時の市販車最速ラップをマークしたのだ。



そんなゾンダシリーズの軽量バージョンが「チンクエ」。先のクーペに続いて、今回ロードスターにも設定された。軽量化というコンセプトに基づき、カーボンチタニウム製モノコックを採用。サスペンションにもマグネシウムやチタニウムなどの軽量素材が奢られた。

エンジンはメルセデスベンツAMG製の7.3リットルV12。1998年に「R129型」メルセデスベンツ『SL』の最強グレード、『SL73AMG』に搭載されたユニットがベースだ。最大出力678ps、最大トルク79.5kgmを発生する。



チンクエロードスターは、この高性能ユニットをミッドシップに搭載、後輪を駆動する。トランスミッションは新開発6速シーケンシャル。V12エンジン搭載車としては異例に軽い1210kgの車体との組み合わせで、0 ‐ 100km/h加速3.4秒、最高速350km/hという世界最高峰のパフォーマンスを発揮する。

足回りも強化されており、ブレンボ製のカーボンセラミックブレーキは380mmの大径仕様で、キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストン。タイヤはピレリ「Pゼロ」で、前255/35ZR19、後ろ335/30ZR20サイズを装着する。セラミックコートのチタニウム製エグゾーストも導入。前後重量配分は47対53と理想的だ。



チンクエロードスターは、イタリア語のチンクエが意味する通り、5台のみを限定生産。価格は公表されていないが、130万ユーロ(約1億7500万円)程度と見込まれている。   


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2009年07月05日

日産 フェアレディZ…欧州でイエローの限定車

英国日産は2日、『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)に限定車の「370Zイエロー」を設定した。同様の限定車が、ドイツでは「370Zニュルブルクリンクエディション」として発売される。



370Zイエローは、アルティメットイエローの専用ボディカラーを採用。ボディサイドにはブラックの「370Z」のデカールが装着され、黄色と黒色が絶妙のコントラストを見せる。英国日産によると、これは欧州GT4選手権シリーズをモチーフにしたドレスアップだという。



室内はイエローのボディカラーに合わせて、ブラックレザー&スウェードを使用。サテライトナビゲーションにイルミネーテッドエントリーと、装備もグレードアップされた。レイズ製の19インチアルミホイール、8スピーカー&6連奏CDチェンジャー付きBOSE製オーディオ、シートヒーター、クルーズコントロール、スピードリミッター、6速MTのシンクロレブコントロール機能をセットした「GTパック」も標準装備する。



メカニズムに変更はない。3.7リットルV6は最大出力331ps、最大トルク37.3kgmを発生。トランスミッションは、6速MTと7速ATを用意する。0 ‐ 100km/h加速5.3秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力だ。



370Zイエローは英国で9月に発売。価格は3万1650ポンド(約496万円)からで、ベース車の4755ポンド(約75万円)高となる。限定台数は公表されていないが、ドイツで発売される「370Zニュルブルクリンクエディション」が80台限定であることから、同様の台数になる見込みだ。



ちなみに370Zニュルブルクリンクエディションは、英国向けと異なり、「コブラ」と呼ばれるエグゾーストシステム、OZ製のアルミホイール、ダンロップ SP スポーツMaxx GT タイヤ(フロント255/40 R19、リア285/35 R19)が奢られ、よりスパルタンな仕様となる。価格は5万0400ユーロ(約680万円)からで、ニュルブルクリンク走行に使える150ユーロ(約2万円)分のギフトカードが付く。

新型フェアレディZに関しては、限定車リリースは日本よりも欧州が先となった。欧州での人気は、根強いものがあるようだ。

  


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2009年07月04日

BMW 740Li…エグゼクティブ向けモデル納車開始

BMWジャパンは、新型『740i』のホイールベースを延長したロングモデル「740Li」の納車を1日から開始した。特に後席の快適性を高め、新たな法人需要の開拓に向けて導入する。

新型740Liは、日本におけるビジネス・エグゼクティブの快適かつ安全な移動のために、740iに比べて全長を140mm延長、その全てを後席乗員スペースの拡大に充てた。リア・サスペンションにはエア式を採用し、油圧式に比べ更なる路面からの衝撃緩衝力を高めたほか、4ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナーの標準装備により、後席左右の異なる温度設定を可能とするなど、ビジネス・エグゼクティブの乗車空間に快適とゆとりあるスペースを実現。

また、高精度ダイレクト・インジェクション・システムにツインターボを組み合わせ、従来モデルより動力性能を高めながらも、優れた燃費性能を実現している。
 
価格は1080万円。

  


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2009年07月03日

BMWの小型SUV、X1…ベールを脱ぐ

BMWは2日、新型『X1』の概要を明らかにした。X1は、『X3』や『X5』など、BMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)シリーズの入門車に位置づけられるプレミアムコンパクトだ。

BMWは新型をデザインするにあたって、スポーティさやエレガンスさ、多様性を重視した。そのフォルムには、ひと目でBMWとわかるルックスとプレミアムコンパクトSUVにふさわしい高級感が表現されている。

ボディサイズは、全長4454×全幅1798×全高1545mm、ホイールベース2760mm。X3と比較すると、110mm短く、60mm幅狭く、140mm低い。ホイールベースは35mm短い。とくにX3と比較して140mmも低い全高が、X1のスタイリッシュさを際立たせている。最低地上高は194mmを確保した。

インテリアは、最新トレンドを織り込みながら、モダンで機能的、ドライバーオリエンテッドな空間に仕上げられた。見晴らしのいい高めのシートポジションや、大人4名に十分な居住性も備える。オプションのパノラマガラスルーフは、さらに開放感を高めてくれる。

後席シートバックは、40対20対20の3分割可倒式。荷室容量は通常420リットル(VDA計測法)だが、後席を倒すと1350リットルに拡大する。操作系を集約した「iドライブ」は最新バージョンが奢られ、USBポートやHiFiオーディオ、「ビジネス&プロフェッショナルナビゲーション」もラインナップされた。

新型の主力はディーゼルで、全6グレード中、5グレードがディーゼル。エンジンは基本的にガソリン1、ディーゼル1の2ユニットとなり、ディーゼルは出力特性を変えて、5グレードに搭載する。ガソリン、ディーゼルともに排出ガス性能は、ユーロ5をクリア。駆動方式は4WDの「xドライブ」がメインで、ディーゼルには2WD(FR)の「sドライブ」も用意する。

ガソリンは3.0リットル直6(258ps/6600rpm、31.6kgm/2600 ‐ 3000rpm)を「xドライブ28i」に搭載。6速ATとの組み合わせで、0 ‐ 100km/h加速6.8秒、最高速205km/hを実現する。欧州複合モード燃費は10.64km/リットル、CO2排出量は219g/kmだ。

ディーゼルは直噴2.0リットル直4ターボの1機種のみ。最新のコモンレールフューエルインジェクションとアルミ製クランクケースなどを採用する。このエンジンの出力特性を変えることで、4WDの「xドライブ」3グレード、2WDの「sドライブ」2グレードに使い分ける。

「xドライブ23d」は、唯一ツインターボとなるのが特徴。スペックは204ps/4400rpm、40.8kgm/2000‐2250rpmだ。23d以外はシングルターボで、「xドライブ20d」「sドライブ20d」は177ps/4000rpm、35.7kgm/1750‐3000rpm。「xドライブ18d」「sドライブ18d」は143ps/4000rpm、24.1kgm/1750‐3500rpm。トランスミッションは6速MTが基本(xドライブ23dは6速ATのみ)で、xドライブ20dには6速ATがオプション設定される。

環境性能は優秀で、欧州複合モード燃費とCO2排出量は、「xドライブ23d」が15.87km/リットル、167g/km、「xドライブ20d」が17.24km/リットル、153g/km、「xドライブ18d」が17.54km/リットル、150g/km。2WD車はさらに環境性能が高く、「sドライブ20d」が18.87km/リットル、139g/km、「sドライブ18d」が19.23km/リットル、136g/kmを達成している。

BMWの「エフィシエントダイナミクス」思想も導入。アイドリングストップ、エネルギー回生ブレーキ、シフトアップインジケーター、オンデマンド制御のマネジメントシステムなどを採用し、高い燃費性能と、ユーロ5に適合するクリーンな排出ガス性能を両立した。

もちろん、運動性能も磨き上げられており、サスペンションは前がダブルジョイントスプリングストラット、後ろがダブルウイッシュボーン。DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)付きDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、制動時の挙動を高める「パフォーマンスコントロール」など、万全の構えだ。

安全面ではフロント&サイドエアバッグ、ヘッドエアバッグなどが標準。アダプティブブレーキライト、アダプティブヘッドライト、ハイビームアシスタンスなどの最新技術がオプションで盛り込まれる。

新型X1は、9月のフランクフルトモーターショーで正式発表。生産はドイツのライプツィヒ工場で行い、欧州では今秋発売される。激戦の欧州プレミアムコンパクトセグメントで、台風の目となりそうだ。

 

 

 

 

 

 

  


Posted by ニモ at 12:13Comments(0)自動車

2009年07月03日

ベンツCLS グランドエディション つや消し塗装の特別仕様車

メルセデスベンツ日本は、メルセデスベンツ『CLS350』に、特別仕様車として“つや消しグレー”「マグノプラチナムマットペイント」の採用など、専用装備を施した「CLS 350 グランドエディション」を発売した。

エクステリアは、同色をあしらったフロントグリルやチタニウムグレーペイント18インチAMG 5スポークアルミホイール、専用デザインヘッドライトを組み合わせた。

内装には、ブラックのナッパレザーシートおよびトリムやステアリングにブラックバードアイメープルウッドを採用し、ブラックで統一されたシックで落ち着きのあるインテリアとした。

●販売台数:50台
●価格:965万円

 

 

 

 

 

 

 

   


Posted by ニモ at 01:25Comments(0)自動車

2009年02月02日

今が買い時ですよ~

こんばんわ

ニモですスマイル


メルセデスベンツとか今かなりお買い得ですよ

新車より中古車です

中古車と言っても、新しい走行少ない車もたくさんあります

最近はいろいろなタイプが出てきていますので用途に応じてお勧めさせて頂いています

当店に在庫なくても受注販売させて頂いております

新鮮なお車をご提供しますピカピカ

よろしくお願いしますgood  


Posted by ニモ at 20:46Comments(0)自動車

2009年01月31日

大阪オートメッセ2009

おはようございます

ニモです



ドレスアップ&チューニングモーターショー「大阪オートメッセ2009」の開催日が決定いたしました。

2009年(平成21年)2月13日(金)、14日(土)、15日(日)の3日間。

大阪・南港のインテックス大阪にて開催いたします。

今回のテーマは「クルマはエンターテインメント!!」。


大阪オートメッセ2009





一日行って来ようと思っています

たくさん展示してあるので面白いですよgood  


Posted by ニモ at 11:14Comments(0)自動車